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焼き物の欠片から生まれる未来の模様

guse ars 「washed pattern TAJIMI 〜欠片から生まれる未来の模様〜」

washed pattern project とは?

2 人組のアーティストユニットguse ars が行なうアート活動です。
海や川を歩くとかつて器やタイルの一部であった陶片が打ち上げられています。漂着した陶片の中には、小さな柄が残されているものもあります。
washed pattern とは、陶片の柄を抽出し、再構成することで新しい模様を生み出すプロジェクトです。この模様をタイルとして生活に戻すことで、遠い未来、再び割れて欠片となり、何処かに流れ着く日が来るかもしれません。これは永遠に続けることができるサイクルです。生命が子孫を残していくように、陶片もまた未来に続く模様の子孫を繋いでいく。このタイルには、陶片が織り成す「時」と「模様」のめくるめく連鎖が封じ込められています。

guse ars(グセアルス)
2010 年結成。東京を拠点に活動する村橋貴博・岩瀬敬美による2人組のアーティストユニット。海や川に漂着する陶片を拾い集め、それを発想の出発として作品制作、発表を続ける。また、グラフィック、ディスプレイなどのデザインの仕事も行なう。
guse-ars.com