今回はタイルの成型　乾式成型（プレス成型）をご紹介させていただます。
金型に粘土の粉末を充填し圧力を掛け成型する方法のことをいいます。
工場や商品によって圧力は変わりますが45二丁だと600トンプレスが多いです。
湿式押出成型の原料の含水率が約20%に対し、乾式プレス成型の原料は、7%程度に管理されているため、成型後の乾燥や焼成時間が短くなります。
また、焼成による収縮率が湿式押出成型では15%程度もあるのに比べ、乾式プレス成型では、8%程度以下と小さく、寸法精度をはじめ、ばらつきの少ない安定した品質で大量に生産することができます。

素材となるタイルの面状を金型に取りプレス成型するため、均一なすっきりした風合いの外装モザイクタイルなど様々なタイルに用いられます。