Ceramic valley mino

セラミックバレー美濃

セラミックバレー美濃とは

セラミックバレー美濃とは、 焼き物に欠かせない良質な陶土と、それを焼成する燃料の薪となるカラマツに恵まれた東美濃地域で作られる美濃焼の生産地の総称です。地理的にもなだらかな山と盆地が連なるこの地域は、 焼き物の聖地としてセラミックバレーと名付けられました。

『美濃焼』は岐阜県の東美濃地域の多治見市・瑞浪市 ・土岐市 ・可児市で生産される焼き物のことをいいます。
この地域は焼き物の原料となる粘土が世界的にみても豊富でAC650~700頃には須恵器が焼かれはじめました。
平安時代には、全国に流通し陶器の生産地として定着し始め、安土桃山時代に志野・黄瀬戸など独自のデザイン性を高め、江戸時代には、江戸を始め全国の民衆向けに美濃焼が出荷され陶磁器食器の一大産地へと成長してきました。
近年では、その長い歴史と伝統、蓄積ある技術を基に食器をはじめ、花器や置物などの装飾品、タイル、IC基盤などの電子部品、新しい産業分野においてもファインセラミック製品が生産され、私たちの暮らしの隅々までに使用されています。

セラミックバレー美濃 ロゴマーク

美濃焼タイル

「美濃焼タイル」とは、岐阜県東濃地域の多治見市・土岐市・瑞浪市・可児市の美濃焼の産地で生産されるタイルのことを言います。

美濃焼は、茶碗においては全国の生産量の約50%を、タイルの生産は約80%を占めるやきものの一大産地です。「美濃焼タイル」は今までもビルやマンション、店舗、公共施設、住宅等の外装や内装、床と、日本中の建築や街並みを彩ってきました。知らないうちに暮らしに溶け込んでいるタイル、それが「美濃焼タイル」です。これからもこの地から、多様化する社会の中で時代のニーズに応え、デザインや機能性を追求した高品質の「美濃焼タイル」が生み出されていくでしょう。


セラミックバレー美濃の仕事

2019年9月、 東京メトロ銀座駅から松屋銀座店までの地下通路にタイルの施工を行いました( A13出口付近まで)。